120603 韓国桜紀行12(鎮海の軍港祭)

 鎮海(チネ)は海軍基地の街。人口17万の70%が軍人とその家族、そして、基地に関係した仕事に従事している人たちだそうだ。桜も多い。特定の場所にだけ咲いているのではなく、街全体が桜で覆い尽くされ、その数は34万本とも言われている。
 解放(昭和20年)後、すべての桜が日本を思い出させるものとして切り倒されたそうだが、ここに多かった桜の品種「王桜(ワンポッコナム)」の原産地が済州島であることが判明したことと、朴正熙大統領が植樹を指示したことも追い風になって、現在のような「桜の都」になったそうだ。
 桜の季節には「軍港祭」が開催され、国の内外から200万人以上の人が訪れる韓国最大の桜祭になっている。この時には広大な海軍基地も市民に開放されて、多くの人が基地内で行われる様々なイベントを楽しみ、桜を鑑賞する。時間のない私たちは残念ながら移動するバスの中からしか見ることができない。ゆっくり観たかったなあ。