120517 橙の花

   

 夜、19時過ぎから毎晩歩いている。5.8キロを約50分かけて歩く。横浜の甥が「九州の夜は暗いね」と言ったことがあったが、夜は暗いのが当たり前だと思うのだがどうだろう。そして、暗いからこそ視覚以外の感覚が研ぎ澄まされ、特に匂いに敏感になる。特に今晩のような雨上がりの夜は、10m以上離れた距離からもあの独特な匂いがする。秋には金木犀。冬には沈丁花。それぞれの季節にはそれぞれを代表する香りがあるのだが、この時期は何と言っても「橙(ダイダイ)の花」に止めを刺す。
 夕方のテレビでアナウンサーが、ミカンの花の匂いを「さわやかな甘い香り」と表現していたが、それはないと思う。私としては、甘酸っぱい、艶かしい、色っぽい匂いである。連れ合いは「濃厚な匂いやね。酔っ払いそう!」と表現したが、そう!「酔っ払いそう」という言葉がぴったりの匂いである。

 この匂いに包まれると、そのすぐ後に梅雨がやってくる。 

120515 韓国桜紀行3(酌川亭の桜1)

   
はじめてジャガイモを植えてみた。思いがけず立派にできて、掘るのが楽しみのような不安なような・・・。それにしても芋の花がこんなに可愛いとは!   どこにでもある「タンポポ」。目を凝らすと小さな宇宙がそこにあるような
     
     

 4大桜の第1は、蔚山(ウルサン)市にある「酌川亭(チャクチョンジョン」桜トンネル」である。トンネルの向こうに見える山が盃を伏せたような形をしているところから付けられた名前だとガイドさんは繰り返し言う。
 とにかく驚いた。どこまでも続く桜並木だ。連れ合いが「秋月の桜並木を想像していたけど、とんでもない長さやね」という。私も4日前に秋月に行ってきたばかりだが、比べるのも恥ずかしくなってしまう。桜の木も大きな木ばかりで同じく満開だったが、これだけ大きくて多いと当たり前の話だがスケールが違ってくる。
 月曜日というのに多くの人で賑わっている。土・日は人・ひと・ヒト・・・であふれかえっていたとこれもガイドさんの話。たった一日違いだけど今日の方が花は見事だとも言う。一気に気温が上がって桜もあわてて満開になったようだ。 

120513 韓国桜紀行2(入国審査)

 
この花が咲くたびに「思い込みに気をつけよう」と考えてしまう。なんでだろう、この花をずっと「アガパンサス」だと思い込んでいた。それだけなら自分が恥を掻けばいいのだが、他人にまで「アガパンサス」だと教えてしまっていた。 
 
 びっくりした。両手の人差し指の指紋をチェックされ、顔の写真を撮られる。それが前のモニターに映し出されるのであるが、思わず背けたくなるような顔である。見るからに指名手配写真みたいで、「オレ、こんなにあったのか!?」と言いたくなるほど「シミだらけ」である。そんな顔が私だけでなかったのがせめてもの救い。それにしてもどうしてこんなにも厳しくなったのか。
 韓国では、今年の1月から入国する全ての外国人に対して指紋・顔写真確認制度が実施されるようになったとか。テロリスト流入の防止がその目的らしいが、不機嫌そうな顔の職員ばっかりだから入国する前からいよいよ憂鬱な気分になってしまう。
 しかし、聞けばそういっている日本だって既に指紋のチェックはやっているそうだ。いやな世の中になってきたな。 

120511 韓国桜紀行1(出発)

   

 左のコデマリはとっくの昔に散ってしまいました。右の花は毎年「知っている方は名前を教えてください」と書いているような気がする。門司の姉にもらったのだが、彼女も忘れたそうなのでどうしようもない。

   

 「韓国4大桜紀行3日間」と銘打ったJTBの旅物語である。4日出発の予定が、子どもが孫を連れて奈良から帰ってくるのでもう少し遅くなれないかという人がいて「9日」出発となる。今年の寒さで桜の開花も遅れちょうどいい日になったはずが、なかなかいいことばかりではない。予報では10・11日は雨となっている。とはいってもこれまでもいつも天候には恵まれてきたから、おまけに私は晴れ女と自慢する女性もいて、あまり当てになりそうもないジンクスを当てにして出発。
 11:05、離陸。大韓航空KE784便。プサン空港には12時着だから1時間に満たない。乗ってわさわさして新聞でも見ていたらもう着陸態勢に入る。せっかく出してくれた水とおにぎりを食べる間もない。それにしても飛行機で出される水のなんと飲みにくいことか! 

120508 佐賀桜紀行12(大原しだれ桜)

   
   
     

 ナビのいう通り神社の手前を左にまがってしまったため、しだれ桜が見つからない。だんだんと日が落ち始めあせってしまった。いつもは近くを通る人に聞くのだが、こういう時に限ってダレとも出会わない。その代わり、いままで名前だけ聞いていた「大はら茶屋」を見つけることができた。
 やっと見つけたしだれ桜は、法務局の前の大通りにあった。大原八幡宮下の民家(宮司宅らしい)に樹齢300年(200年とも書いたものもある)を超す「大しだれ桜」である。地上2mのところで二股に分かれ、長く伸びた一方の枝は歩道へと・水路へと流れるように垂れ下がっている。観光バスが停まってツアー客が降りてくる。コースに入っているのだろうが、桜を見るならやはり明るい空の下で見るべきだろうに。 

 これで「佐賀桜紀行」も終わり。このあと「韓国桜紀行」が続く。あと、佐伯とリバーウォークが控えている。少し急がないと・・・・。

120506 佐賀桜紀行11(秋月)

   

 モミジに吊るした「セッコク」に今年も花が咲いた。これをくれた斉藤のおばあちゃんは元気でいるだろうか? 

   

 秋月には約500m続く桜並木がある。「杉の馬場通り」という。桜もちょうど満開を迎えていたし、ぜひにもと寄ったのだがなんでか物足りない。昔むかし、連れ合いと訪れた時のような感動は感じられない。あの時は桜も散り始めて動きも感じられたのだが。そうか!佐賀の満開の桜を見ての帰りがよくなかったのか。 

120504 佐賀桜紀行10(田布施川)

   

 連休。予定がない。「博多どんたく」に行こうかと話も出たが、大変な思いをして人間を見に行ってもなあと、今一乗り気になれない。そうこうしているうちに連休も後半戦。昨日一日畑の草取りをしたので、今日のこの風の強い中でまた草取りをする気にもなれない。 ちょうどテレビでリバーウォークで楽しそうなイベントが行われていると出ていた。昼からのんびりと出かけてみようとなったが・・・・・。

     

 田布施川は神野公園のすぐ横を流れている。市の西部を流れる嘉瀬川から分流して市内を縦断し、古くから生活用水として利用されてきた。川幅約5m。両岸に約3,000本の桜が植えられ、ちょうど散り始めの桜が水面を覆うように咲いている。
 道路から岸辺の小道に降りるとちょうどカヤックが引き上げられていた。聞けば、私たちが昼食をとったカフェ「聖城」の近くの田布施川河畔公園からここまでカヤックの川下りが行われているという。町の中を流れる川でカヤックの川下りも珍しい。ゆったりとした流れに乗っての川下り、どんな気分だろう。佐賀は気球もあるし、町全体にゆったりとした時間が流れている。 

120501 佐賀桜紀行9(神野公園2)

   

 黒ロウバイとタツナミソウ。ロウバイの方は気がついていたが、タツナミソウの方は気がついたらいっぱい咲いていたという状態だった。よく見るとたしかに波頭のように見える。

   

 「原田さん、すごいですね」と佐藤さん。若いカップルが近寄ってきて「すいません、写真を撮ってもらえますか?」。なんでだろう、時々こんなことがある。よっぽど頼みやすい顔をしているのかな。それともいかにも写真好きな顔をしているのかな。それともそれらを合わせたような顔をしてるのかな。
 こういういかにも幸せそうなカップルを見ているとこちらまでほのぼのとした気分になっていく。撮ってやるばかりじゃもったいないと、こちらのカメラで撮らせてもらうことにした。それがこの写真。もう一方(ひとかた)は相棒の「佐藤さん」。今回も付き合ってくれてありがたいことです。