120204 フランス紀行31(サンルイ島2)

たくさんの宿題を抱えて帰ってくる。そして、いつも母親に叱られながらそれでも遣り残して帰っていく。中学に進学するのを機会に日本に帰る友だちの多くは私立の中学校を受験するという。幸いというか、今回はそうしたことはないのだが、もう私の感覚ではついていけない。彼も大変である。
我が家での勉強がなかなかはかどらないので、図書館に連れて行くことにした。これが見事に彼のやる気を生み出した。こんなことならもっと早くからそうしておけばよかったのにと悔やむことしきり。
。それでも一日目はぐずぐずしていたが二日目からはこれまでがうそのようにやり始めた。環境の大切さがよくわかった。時々、「勉強して時を待て」だよ、とおみくじで攻めると意外と乗ってくる。それでも付き合うこちらは毎日4時まで本を読んだり、篆刻の石を持っていって字入れをしたりと、時間つぶしにこちらのほうが参ってしまいそうだった。
7日目、帰って行く。改札口を抜けて階段を登り、振り返る彼を見ていると涙が出そうになる。さだまさしの「案山子」に「今度、いつ帰る?」という文句があったなあ。

ずっとビールばかり飲んでいたが、フランスに来てビールばかりじゃ芸がないと今回は「白ワイン」。すっきりとして美味しい。まずはテリーヌ。もちろん教えてもらったから名前を書けるのだがどういう料理かは分かりません。くせがあってどうも合わない。メインは白身魚。バターで炒めたお米に添えられていたが意外と美味しい。江尻さんの話では、シェフが「これは冷凍じゃないぞ!うちは新鮮な材料を使っているんだ」と盛んに自慢しているそうだが、わざわざ自慢するところが・・・・・・。最後はりんごのタルト。酸味が効いているのがうれしい。
料理を運ぶ女の子がかわいい。この旅行では女性のパワーに圧倒される場面が多かったが、この娘さんはちょっと控えめでそれだけに余計にかわいく見えてしまった。そうそう、日本語が通じる。すごいねというと「ちょっとだけ」と恥ずかしそうに答える。そこがまたうれしい。
このお店はアイスクリームが有名で、ほかの地区からわざわざ橋を渡って買いに来るほどだという。ちょうど買いに来ていた土地の女性ふたりが自分のアイスでツアーの若い子たちに味見させてくれていた。こんなこともあるんだ!
ほとんどの人が買って、なめながらバスまで歩いた。