120127 フランス紀行29(プチ・トリアノン宮)

 18日から1週間、旧正月を利用しての里帰りである。11歳になる。4月からは中学生だ。なんと早いことか!これまでは年に2回ほど帰ってきていた(サーズの時には感染を恐れて2ヶ月近く避難してきたことがある)が、そんなこんなで私にとってこの子は特別な存在である。このブログも、彼にとっての「おーちゃん」が、私にとっての「たっくん」がどんな存在であるかの証として始めたのがそもそものきっかけである。
 どこかに連れて行きたいがいつまでも水族館ではないし、小倉に行っても映画だけではこちらが面白くない。連れ合いの提案(中学生になるので)で私の好きな大宰府に行くことになった。といいながら提案した本人は娘と井筒屋に行きたいというので大宰府へは私とふたりである。50歳以上も離れているのに、行きは日田からで約2時間半かかったのに全く苦にならない。そういう意味でも特別な存在である。

 旅行会社の謳い文句風に言えば、「秋限定!こだわりの観光スポット~マリー・アントワネットが別荘として愛した小トリアノン宮」となる。庭はヴェルサイユ宮殿とは真逆の英国風で手つかずの自然のままといった風情である。小道にヒイラギが赤い実をつけていたのが印象的である。
 池にはたくさんの魚と鳥たちがいて、女の子たちが昼食に出たフランスパンのかけらをあげていたが、魚たちの上に乗って鳥たちはそれを食いちらしている。生存競争のすさまじさを実感した。池の対岸には農家風の建物が点在し、ここでアントワネットは家畜を飼い、野菜を植えたそうだ。そうしたことからここは「王妃の村里」と呼ばれたそうだが、案内には「農婦ごっこに興じた」とある。そういえば、たしか彼女のための小さな劇場を見たのもここではなかったか?どんな芝居だったのか。ひょっとして「ヴェルサイユのばら」だったりして・・・・・。そんなことに興じたアントワネットの心境は・・・・?