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以前にも書いたが、添乗員の江尻さんには散々脅された。最初はうんざり聞いていたのだが、どうした心境の変化か、この脅しが耳に心地良くなってきた。おそらく彼女の私たちの身を案じる思いが伝わってきたからだろう。その思いはモン・サン・ミシェルで形として見ることができた。その彼女が素敵な話をしてくれた。それは・・・・・
大震災の後、東北の観光地が落ち込んでいることを知り、ガイド仲間や阪急交通社の関係者に呼びかけて会津若松へのツアー旅行を企画したそうだ。何とか助けたいという思いを形にするには私たちのできることはこれだから、と。いったいこの団体は何なんだろうと何度も聞かれたし、どこでもどうしてやってきたのかを話しまくりました。すごく喜んでくれましたよ。買い物だってしまくりました。その「しまくりました」という言い方がかわいいやらおかしいやら・・・・)。一人で会津のお酒を何本も買いまくり、この人、どれだけの酒飲みかと思われたようです。たしかに呑みそうな雰囲気は持っている。お一人様で居酒屋に出没しそうである。
だんだんと震災の話も途切れがちになっている昨今、忘れていないよと伝えたいし、伝えるだけでなく何か形になることができたらとつくづく思う。他人事みたいだけど「江尻さん、がんばれ!」。