かつて資生堂には一人のモデルと音楽が見事に融合したCMがたくさんあった。その中でも私の中で圧倒的な存在感を持っていた二人の女性がいる。一人は100221「心に沁みます」で紹介した「真行寺君枝」である。二番煎じになるがもう一度取り上げてみたい。
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マッチをする 吹き消す パイオニアのヘッドホーンにレーバンのサングラス 曇った窓ガラスをぬぐう手 そこにナレーションが入る。「切れ長の目に/なぞめいた影/ゆれるまなざし」。
この時、彼女は16歳だったという。女性がその人生の中でほんの一瞬だけ見せる美しさを切り取ったCMだった。
もう一人は「小林麻美」。
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長い髪に陰のある表情。背が高く細い身体に都会的なけだるさを漂わせていた。あずき色の着物姿と彼女のその表情に、南こうせつの「夢一夜」がかぶさっていく。「素肌に片袖通しただけで/色とりどりに脱ぎ散らかした/床に広がる絹の海・・・・・」。
この歌は私のカラオケの定番になった。