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「柳川」には必ず「水郷」という言葉がくっついてくる。切っても切れない関係を保っている。白秋が「廃市」という言葉を使ったということは、その当時から静かで穏やかな町であったのであろう。もちろん今でもそう感じるのが第一印象だったが、そう感じる大きな理由として、水路の存在が大きい。
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ほとんど流れを感じさせない水路に、きらめく水面。青く芽吹く柳の枝に、魚を狙ってじっとたたずむ白さぎの姿。唯一動きといえば、川下りの船である。船頭さんの名調子や彼の歌う童謡の歌声が川面を流れていく。ここには「水辺の散歩道」と名づけられた道が水路に沿って整備されている。川下りの船だけではない。散歩道を歩く姿も絵になっている。