一日中冷たい雨が降り続いている。確か「今日は啓蟄」だったはず。浮かれて出てきた虫たちも慌てて土の中に戻って行っただろう。私も今日は借りてきたDVD「フラッシュフォワード」を観ながら炬燵の番をするはずだった。
「辻村寿三郎展」。寿三郎展の最初は、いつだったのか思い出せない昔、下関の大丸で観た新八犬伝だった。NHKの新八犬伝は衝撃的だった。それから、福岡三越の「昔の子どもたち」に、小倉井筒屋。そして、今回の中津家具でのひなまつり協賛の人形展と4回目である。平家物語を題材にした人形たちが展示されていた。人形もだがロビーで放映されていた「人形曼荼羅」とタイトルのついたビデオが良かった。その中で「好きなものばかり作っている。世間に後ろを向けているという負い目があったが、60を超えてふっきれた。77歳、今、青春真っ只中!」という彼の言葉が印象に残った。私も「青春、真っ只中!」と言いたいもんだ。
話し方が「おすぎさん」に似ているのが可笑しかった。もの心着いた時から人形なんか作ってるとそうなるのよという連れ合いの言葉に納得。
今日はもちろん写真はありません。そこで、ほとんど葉を落としてしまった庭の木々の中に見つけた春の兆しを掲載します。
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アジサイの先端 | 日向ミズキのつぼみ |
お久しぶりです。
辻村寿三郎展が中津であるなんて、本当にうらやましい!
中津家具での開催とか、懐かしいです。
東の谷のひなまつりといい、近くに良い催し物がたくさんあるのですね。
我が家では、今年はとうとうおひな様を出しませんでした。
お雛様の掛け軸と、自作と友人作の小さな手作り雛を飾っただけです。
桜餅を食べて満足、満足。
コメントは出してないけど、見てマース。
ホッとしました。情けない話ですが、誰からもコメントが来なくなったのでそろそろ不安になってきたところでした。ある方からもブログを見ていますよとメールで知らせてきました。少しは安心しました。寿三郎、いつ見ても「ドキッ」としますね。やせさらばえた老人の足に浮き出る濁った血管がたまりません。遅くなりましたが、寒さはどうですか。こちらもいつまでたっても暖かくなりません。お互い気をつけましょう。