110306 辻村寿三郎

 一日中冷たい雨が降り続いている。確か「今日は啓蟄」だったはず。浮かれて出てきた虫たちも慌てて土の中に戻って行っただろう。私も今日は借りてきたDVD「フラッシュフォワード」を観ながら炬燵の番をするはずだった。
 「辻村寿三郎展」。寿三郎展の最初は、いつだったのか思い出せない昔、下関の大丸で観た新八犬伝だった。NHKの新八犬伝は衝撃的だった。それから、福岡三越の「昔の子どもたち」に、小倉井筒屋。そして、今回の中津家具でのひなまつり協賛の人形展と4回目である。平家物語を題材にした人形たちが展示されていた。人形もだがロビーで放映されていた「人形曼荼羅」とタイトルのついたビデオが良かった。その中で「好きなものばかり作っている。世間に後ろを向けているという負い目があったが、60を超えてふっきれた。77歳、今、青春真っ只中!」という彼の言葉が印象に残った。私も「青春、真っ只中!」と言いたいもんだ。
 話し方が「おすぎさん」に似ているのが可笑しかった。もの心着いた時から人形なんか作ってるとそうなるのよという連れ合いの言葉に納得。
 今日はもちろん写真はありません。そこで、ほとんど葉を落としてしまった庭の木々の中に見つけた春の兆しを掲載します。

   
アジサイの先端  日向ミズキのつぼみ