110108 教え子

   

マッターホルン。私が撮った写真といいたいところですが、 困った時の「ひみこ」さんです。

 前回、「美人過ぎる教え子」について少し書きました。そうすると・・・・・あるんですねー。
 夜遅く、電話に出た連れ合いが楽しそうに話している。昼間来ていた彼女の友だちかな?娘からかな?と思っていたら、「お父さん、幸彦くんからよ」と受話器を差し出す。大入島中学校時代の教え子である。学校を出て一年間臨時講師をして、9月に正採用になって赴任した学校に彼はいた。定期便のように年に1回か2回は電話がかかって、いい年をした二人が長々と話すのが恒例である。
 教育事務所に呼び出されて、担当者から「島です!」と言われた時にはびっくりした。なかなか採用のなかった時だったので有りさえすれば御の字と思っていたのだが、それにしても島とは全く考えていなかった。佐伯の街で一泊し、翌日港から連絡船に乗った時はちょっと心細かった。ところが、島といってもその島は港から目の前に見える島で、佐伯管内で一番便利のいい島。異動の対象としては常に人気上位にランクされる学校であったと、後になって知る。
 学校は3番目の船着場(堀切)の目の前にあり、同じ敷地内に小学校もある小さな学校である。彼は当時2年生。ということは私とは10歳しか違っていない。この島での思い出を書けば尽きることがない。ここで結婚したし、上の娘も生まれた。こうしていまだに連絡をくれる教え子もできた。
教え子といっても彼にも孫が4人もできたという。今では教え子というより「同志」と言ったほうがぴったりかもしれない。なんの「同志」かはよく分からないけれど・・・・・。