101205 紅葉紀行4(光明禅寺)

   
   

 清水寺の後、筑後市にあるというハゼ並木に行くはずだった。高校の後輩に教えてもらった場所である。「久留米のハゼ並木も素晴らしいけど、ここは隠れた名所です」と。ところが、清水寺で時間を取りすぎて残念だが次回に譲ることにした。
 次の目的地は太宰府の「光明禅寺」である。このブログを読んでくれている人は、おそらく「またか」と思うことだろう。確かに何度も書いたし、何度も訪れたし、最も好きな場所のひとつである。4日後にはもう一度ここを訪れることになっている。佐藤さんには嫌になるくらい何度もこの庭の素晴らしさを吹聴している。である以上、一度は一緒に訪れないことには口先だけになってしまう。

   
 8年前  強烈な赤だった

 8年前の紅葉は素晴らしかった。通り一遍の「素晴らしさ」ではない。暗い本堂の障子越しに見た紅葉は光り輝いていた。それ以来二度と見ることはない。ところが、今年は最近になく鮮やかであった。佐藤さんには少し強引だったかもしれないが、今日ここにやってきてよかった。それにしても今日の見学者の多いこと。脱いだ靴の置き場もない。ゆっくりと庭を眺める場所も時間もない。私だけの光明禅寺というわけにはいかなくなった。 

“101205 紅葉紀行4(光明禅寺)” への1件の返信

  1. 知多のあっちゃんより

    素晴らしい紅葉ですね。音一つない、静かな気持ちでその場にいたい場所でしょう。
    こちらにも香嵐渓という紅葉の名所がありますが、行くときは早朝に出かけます。
    到着、早朝六時半ごろに合わせて。寒さも厳しいのですが、それも一興と。
    十時を過ぎると、延延と車の列が続き、平日でも人に酔うほどです。
    岩村の近くに、小原村という紙漉で有名な場所があるのですが、千本を越える四季桜が山を覆い、見応えがあります。
    昨年、知多から朝五時、朝食用おにぎりを持って出かけました。六時過ぎ到着。
    12月の朝の寒さと朝靄の中で、白く輝くような桜の輝きに心を奪われました。
    見せてあげたい気分です。

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