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9回目の同窓会。今年は「知多のあっちゃん」が帰ってくるというのでみんなが楽しみにしていた。2年前、みんなに会いたいというので、急遽その時集まれる者だけで会を持つことにした。ところが、その本人が体調を壊してしまってその会もお流れになった。今回は私のブログに書いてくれたゲゲゲのヒロさんの「先輩が参加してくれると、みんなへの最高のプレゼントになると思うのですが・・・!」という言葉が決め手になって、今回の帰省になった。何度か中津に帰省しているそうだが、卓球部の仲間とは高校時代以来会っていない者がほとんどである。
もうひとり、何年か前の会に参加して以来、都合でご無沙汰していた「なべちゃん」も今回参加してくれた。やはり新しい風が吹くとみんながウキウキしてくる。なんとか沢山の人に参加してもらいたいのだが、やはりそれぞれが様々な事情を抱えている。今回参加した人の中にも連れ合いを亡くした人、別れた人、家族の介護で忙しい人もいる。それを考えたら参加できたのは幸せな方である。体調を壊して自宅療養している者もいるし、全く音信不通になった者もいる。
先ほども書いたが、参加できるのは幸せであり、だれもが幸せな思いを求めて参加しているはずである。そして、遠い遠い昔を懐かしむのである。あの時代に戻ればだれもが幸せになれるのである。ところが、ひとりだけ今までと雰囲気が違っていた。今ここにいない人に「あの人は嫌いだった。あの人のこういうところが嫌だった」と何度も繰り返すのである。その言葉を何度も聞かされてなんとも嫌な思いになってしまった。
誰もがいろんな現実を抱えて生きている中で、唯一幸せ一色なのがこの会であったはずだし(少なくとも私には)、それを維持するために誰もが努力していると思っていた。その幸せをいとも簡単に壊されたのが、簡単に壊れたのが無性に腹立たしい。