101104 誕生日1

テナガザルがかわいいので+ シェフがぜひ載せてくれというピアノ

 

 キッチンに入っていくと、連れ合いが「誕生日、おめでとう」という。一茶の言葉を借りれば「めでたさも中くらいなり」か。もう還暦をとっくに過ぎて65歳になってしまった。公民館に出かける用意をしているとメールが入る。メールが来ることはめったにないのであわてて開けて見る。娘からである。件名に「お誕生日おめでとう」とあるきりで、下には「このメールには本文はありません」と味気ないものだ。せめて「たっくん」からのメールか電話であったらウキウキであったはずなのだが。もちろんあとは誰からもかからない。かかるほうがおかしいか。
 お昼過ぎにメールの入った着信音が鳴る。またヤマダ電機かツタヤか。うるさいなーと見ると「アルカディア」からである。ここは教え子の経営している理髪店で、彼のメールは娘のよりも長い。しかし、お祝いのメールクーポンを差し上げますというのはいいのだが、その後には「有効期限がございますのでお早めに」とある。
 ほんとうに、これで終わり。<11月2日>

“101104 誕生日1” への2件の返信

  1. ゲ・ゲ・ゲのヒロ

    先輩、遅ればせながら「誕生日おめでとうございます!」
    4月から「毎日が日曜日」とのこと、こちらは早すぎる「おめでとうございます!」
    小生は、7月からの予定です。 そこでお勧めの本を紹介いたします。
    「100歳までボケない101の方法」白澤卓二著 文春新書です。
    先輩のことだから、もう読書済みかも・・・・・・? まだでしたら奥様から「プレゼント」
    して貰うことをお勧めします。
    とにかくわかりやすいのが良いですヨ!
    コメンターの皆さんにも一読おすすめでーす! 「毎日が日曜日」になる皆さん
    これを読んでこれからの青春を楽しみませう!

  2. おーちゃん

    早速購入しましょう。今日もある方と話していたら、とにかく元気で残りの人生を楽しんでくださいと言ってくれた。どんなにあがいてもいずれは動けなくなるのですからと、エールを送ってくれたのかどうか分からなくなりました。あとちょっとで会えますね。1年に1度、楽しみにしています。

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