101001 彼岸花(石積棚田)

昔の地すべりの跡だとか 石積がきれいでした 俳句にしてみました

 

 ひと山(合瀬耳納峠と看板が出ていたがいったい何と読むんだろう)を越えると、こちら側にも「上原地区」があり、谷の向こうに立派な棚田と彼岸花が見える。道路沿いにはテントが張られ、ダゴ汁やまんじゅうが売られ、お茶の接待も。だんだんと彼岸花ツアーらしくなってきた。ここは同じ上原地区でも「広内・上原地区」の棚田で、石積みがとてもきれいで、137段、412枚の棚田があるという。ひとつ一つ人の手で石が積み上げられ、作られ、守られ、それが美しいだけにそれを維持してきた人々の苦労がしのばれる。
 しかし、棚田までは遠く、こちらから写すしかない。お茶の接待をしてくれた若い人に、他にもいい所がないか聞くと、自分の会社(星野製茶園と照れくさそうに言うのがかわいい)の近くに「六里」という所が素晴らしいので、ぜひ寄ってくださいと教えてくれた。張り切って車に乗ろうとするとその若者が追いかけてきて、「ろくり」は「鹿里」と書きます。間違えやすいから注意してください、と。
 彼のあまりの優しさに感激してしまった。たしか九年庵の時にも同じような親切な若者に出会った。「こんな若い人と出会うとうれしくてしょうがない」と書いたが、今回もそうだ。今回は彼の写真を撮るのを忘れなかった。