100807 テレビドラマ

困った時の安曇野通信。09年の白馬大池の写真。使わせてもらいました。

 見たいドラマが9時からあった。ウォーキングから帰ってからになったので途中からになったが、原作は今野敏のハンチョウシリーズ。「隠蔽捜査」以来彼の小説に嵌まってしまったので意気込んだのであるが、結論から言うと「アホらしいドラマ」だった。
 まずタイトルが最悪である。長ったらしい。『ハンチョウ~神南署安積班』で始まる。ということはこの後が続くのである。『刑事になりたい!』。この辺りでおかしくなる。ふつう「なりたい」なんて甘ったれた言葉をタイトルに使うか?そして『ミニスカポリス危機一髪』ときたらコメントの仕様がない。『ハンチョウ~神南署安積班~刑事になりたい!ミニスカポリス危機一髪』。なんとも品のないタイトルである。こんなタイトルをつける放送局の、ディレクターの言語能力を疑う。あまりにも視聴者を馬鹿にしていないかと言いたくなる。
 次に内容。タイトルに負けず劣らず程度が低い。まずテンポが遅い。例えば、犯人が人質に拳銃を突きつける。「これ以上近づくとこいつを殺すぞ!」と言いながら、刑事は近づくし、犯人の撃つぞ撃つぞがいつまでも続く。たしかに撃ってしまえばドラマは成り立たなくなるがあまりにも現実離れした展開である。
 そして、登場人物たちのあり得ない行動がさらに続く。保釈された容疑者に近づくなといわれたミニパトの女性巡査が勝手に話しかけ、犯人に捕まり人質となってしまう。この女性巡査のこの行動が「刑事になりたい!」とは・・・・・。よくもこんな荒唐無稽な設定を思いついたものだ。近づくなといった刑事はその彼女を必死になって助けようとして、お決まりの窮地に陥る。ところが、その保釈自体が本庁の捜査本部の罠であって、その場面の周りにはたくさんの刑事たちが取り囲んでいるのである。最後はハンチョウが登場してめでたしメデタシで終わる。ありえないことの積み重ねである。いくらドラマだとはいえあまりにひどすぎる。
 バラエティ亡国論があるがドラマだって似たようなものである。(7/20)

 

花の名前は分かりません。白い色が清楚です。