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文化の森大学の7月講座が13日開催された。大雨にもかかわらずたくさんの受講生が参加してくれてほんとのところほっとした。インド出身の女性を講師に「Culture and Food」と題して講演していただいた。
話はまずインドの特徴から始まる。広い国土に多くの民族が混在する。公式の言語が14あり、細かく分ければ1,000もの言語に分かれるそうだ。仲の良い友だちとの間も言葉が通じないなんてことも起きるらしい。だから、子どもたちは普通に5つの言語を操ることができるという。なぜそうなるのか説明してくれたがあまりの日本との違いにこちらの頭がついていけない。宗教もたくさんある。もともとあるヒンズー教にジャイナ教、外から入ってきたイスラム教にキリスト教。インドで生まれた仏教はいま少数派だそうだ。インドを一言で表せれば「多様性の国」といえそうだ。ひょっとしたら「混沌」という表現の方が似合っているかも。
22年前、日本人と結婚して何も知らなかった日本に来て、たくさんのびっくりしたことに出会い、たくさんのすばらしいことに出会い、たくさんのことを学んだと話してくれた。その中で心にずっしり残ってしまったことがある。それは、彼女の母親の生き方である。彼女が死んだ時、彼女には自分の身にまとう1枚のサリーしか残っていなかったそうだ。貧しくて着るものがないのではなく、、持つ者が持たない者に与えるという昔からの生き方を当たり前に行ってきたからだそうである。
日本に来てびっくりしたこと。「寒かったこと」「風呂の湯をみんなで使うこと」「おいしくないけれど、ということ」「新築でもち(食べ物)をなげること」・・・・・、沢山の、たくさんのびっくりしたことを話してくれました。たくさんの日本のすばらしいことも話してくれました。
そうしながら私たちには失ったこともたくさんあることに気づかされた時間でした。