100710 サルビアの育て方・番外編「ツマヨウジ」

 
 昨年のサルビアの写真です。この花から今年の種を採取しました。

 

③「種まきは間隔を粗く、種の上から3mmくらいの土をかける」
 以前書いたような気がするが、種から育てるというやり方は5年前からである。私の教員生活最後の年に一緒に勤めた教頭さんが学校の美化に取り組んでくれた。前の学校で美化担当になった時、学校には金がないので苗を買うわけにはいかない。どうするか。いきついたところが「種から育てる」であったそうだ。この学校でもそのやり方で花壇に花を植えたいのですが、と言ってきたので、私に教えてくれるならと条件(?)をつけて許可をした。
 彼のする種まきを見てびっくりした。彼のパンジーの種まきのやり方はピートバンに1粒ひとつぶ植えていくやり方である。まずピートバンを水で湿らせ、というより水につけて含ませると2倍3倍に膨れ上がる。そこにツマヨウジで穴を開け、湿ったツマヨウジに種を1粒つけその穴に落とす。1つのピートバンに種を70粒ほど蒔く、ではなく、植えるのである。ふつう種というのはばら蒔くとばかり思っていたのでツマヨウジには驚いた。
 たしかにその方が密集しないので徒長しなくてすむし、ポット上げをする時根を痛める確率が少なくてすむ。おまけに穴を開けて落とし込むので「種の上から3mmくらいの土をかける」をやらなくてすむ。「3mmくらいの土」というのがよく分からずに悩みの種である。その悩みも一挙に消える。前回「数字にはこだわらなくていい」などと書いたが、本人はそういうところにこだわる方である。
 もともと計画性のある性格なのか、しんねりとちまちまやっていくのが似合っているのか、私も彼のやり方に染まってしまった。ツマヨウジ派である。ビオラの時はもちろんのこと、今回のサルビアでも蒔く対象はピートバンから蒔き土に変わったがやはりツマヨウジを使っている。7~80粒ならそうでもないが、200から300になるとさすがに疲れる。目が痛くなってくる。

 ツマヨウジでやっていると笑われるか、呆れられてしまう。そうだろうなと自分でも納得しているのだが、ばら蒔くやり方だとポット上げの前にもう1回植え替えないといけない。そう考えると笑われてもその段階を省略できるので同じことではないかとツマヨウジに自信を持った。私はこれで行こう!