100618 ホタル2

栗の花が見えますか? この堰に腰を下ろして 山側と水面の両方にホタルが

 

 電話をするとみんな二つ返事で答えてくれた。初めは昨日の今日なので、宇佐のS先生夫妻だけに声をかけるつもりが、車ならもう一人とK先生にも電話をしてみる。そうこうしているうちに私にはかからなかったとなってもいやだなと、結局全員に声をかけることになってしまった。最終的には8人のうち6人で出かけることになった。
 右手の水田からはカエルの鳴き声がうるさく聞こえる。その鳴き声に負けずに左手の川岸からはヒュルヒュルーと。河鹿である。「清涼」という言葉がぴったりだ。すっかり日が落ちた山間(あい)の暗さの中ではそうした音に敏感になる。昨日連れ合いと行った場所よりもさらに川沿いを進む。黒いシルエットが覆いかぶさってくる。栗の木である。今が満開か、においが強烈だ。その木に邪魔されて高く上がれないホタルがまるでトンネルのように光を放つ。
 草に覆われた狭い道を用心しながら、しかし、ちょっと興奮気味に感嘆の声をあげながら先に進む。堰があって川の真ん中に出ることができる。少し広い場所を見つけていつの間にか全員座り込んでしまう。その体勢で岸を眺めるとちょうど山に登り始める前のホタルが集まっている。ゆらり、ふわり、すべり、静かにしずかに流れていく。だれかが声を上げたが、水面(みなも)にもホタルの光が映し出されて幻想的である。
 いつの間にか私たちのグループ以外の老夫婦が座り込んでいた。聞けば、北九州から来たという。金色温泉に泊まっているのだが、ここのホタルを宿の主人に教えられて来たのだという。昨年は東谷に行ったという。
 ある方に「今日は素敵な時間をありがとう」と言われた。「すばらしいホタル」ではなく「素敵な時間を」と言われたことがうれしい。

 せっかくのホタルをなんとか写真に撮りたいといろいろ調べ、とうとう中川カメラにまで行って教えてもらいました。それを家でリハーサルをして撮影に臨んだのにシャッターが切れません。Mモードで、シャッタースピードも絞りも教えられた通りに設定し、三脚を使い、リモコンでシャッターを押したのに、レンズは動くがシャッターが落ちません。前が真っ暗なのでピントが合わない、合わせようがないからなのか。それならホタルの撮影をしている人たちはどうしているのでしょう。理由が知りたい。なんとか撮影できるようになりたい。知ってる人、教えてください!(6/8)