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通勤途上の道路沿いの山の中に紫色が目立つようになって、ある場所の藤の花のことが気になり始めた。宇佐市四日市にある千財農園には本業の茶畑に隣接して約180本の藤が植えられている。インターネットを見ると220本と書かれていたり、240本と書いてあるものまであってどれが本当か分からない。要はそれだけ多いということである。もとは新茶を買いにくる方に喜んでいただけたらという思いから始めたそうである。
今回は宇佐の虎ファンの方の勧めもあったのと明るい初夏の陽ざしに誘われて・・・・。四日市インターを降りて案内板にしたがっていくとすぐに農園に着く。とにかく壮観である。5月3日、非常に暑い陽気だったが、藤棚の下は日陰になり、近くの小倉の池を渡ってくる風が心地良い。しかし、藤のにおいが強烈である。「むせかえるような」という表現があるがこれだけの藤の花に囲まれたら当然か。顔に触れるほど垂れ下がった藤の花がどこまでも続く。紫や白、そして八重の花まである。あまりのにおいに「トイレの芳香剤みたい」といった人がいたが納得である。それにしても見物客の多いこと。介護施設に入っているお年寄りが施設のマイクロで来ているのが目だった。
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三脚を出し、万全のつもりがリモコンが見つからない。思い切ってシャッターを押したが案の定ぶれてしまった。 |
もうひとつ。夜、1時間ほど歩いているが3日ほど前から決まった場所でなにかのにおいがするのに気がついた。金星と月の大接近の日だったのでよく覚えている。それが今日(19日)、特ににおいが強くなった。久しぶりの雨の後なのでにおいがこもっているようだ。すでに暗くなっていたが辺りを見回すとあった、あった。道路沿いに植えられたダイダイの木にたくさんの白い花が咲いている。とてもこの強烈なにおいの元だとは思えない清楚な花である。
藤にしろ橙にしろ、これだけたくさん集まるともはや「かおり」ではなく「におい」の方がぴったりである。