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昼から町に出る。こうした時はできるだけ歩くようにしている。今日は荷物が多くなる予定なので、車をyoumeタウンにおいて、そこから小幡記念図書館まで歩く。来年からは図書館に通うことが多くなると思う。ここは市立なので蔵書はそこそこあるほうだが、読みたい本、新しい本は少ない。それでもここのいいところは希望する本を申請すると購入してくれる制度のあることだ。こちらが知らないだけどこにでもあるのかもしれないが・・・・。これまで何冊か頼んだがダメだったことは一度もない。この頃、警察小説に凝っているのでこれからは申請していこうと思っている。今日は夢枕獏の陰陽師シリーズ「大極の巻」を借りた。彼の小説は好きなほうだが、これまでで一番良かったのは「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」全4巻である。
図書館を出てグッデイに向かう。諸町から日の出町を通り駅へと向かうが、見事なくらい人を見ない。日の出町の入り口で高校生らしい(3人ともだぼだぼのトレーナーの下に、どうかすると素肌の腰が見えるほど短いTシャツ である)女の子が3人、地面に置いたラジカセから流れる音楽に合わせて踊っている。もちろん、手足や腰をくねくねさせる今流行の踊りである。それを遠巻きにして男の子が何人か座り込んで見ているが、ほとんどはちらっと見ただけで通り過ぎていく。
日の出町の中に入ると、通りの真ん中に桜のつもりだろう造花が並べられている。ところが、この通りを駅まで歩く間にすれ違ったのは自転車を押して歩くおばちゃん3人組みだけ。日曜日の昼間なのにこれである。30年前には「夜市」があって、この通りは人で埋め尽くされ、子どもの手を離さないようにするのに苦労したものである。その時は大変だったが、今は懐かしくて仕方がない。やはり、人がいてこそ、人の気配を感じることできてこそ「町」である。人間は「人の間」に生きてこそ人間であるとはよく聞く言葉だが、この頃物理的に人の気配が薄くなってしまい、それにつれて精神的にも人とのつながりが感じられなくなってしまった。
歩きながらつらい半日だった。(4/18)