100311 ダイハツ・コルテオ

   

 6日、福岡千早のビッグ・トップで開催されている「ダイハツ・コルテオ」に出かけた。テレビに明日から先行予約とCMが流れた次の日に申し込んだ。流れたら大変だと、その次の日にはファミリーマートでチケットを獲得する。そんなに慌てなくても良かったようだが、なにしろずっと憧れていたショーなので必死だった。マートの店員さんに羨ましがられた。それくらい知る人ぞ知るというイベントである。

 NHKのハイビジョンでも放映されたセリーヌ・ディオンのラスベガスのショー「A New Day」はシルク・ド・ソレイユの監督がプロデュースしたことでも有名である。全てのダンサーがソレイユのメンバーなのか狂言回しのような役をしていた二人がそうなのか、はたまた違うのか、とにかく今までのショーとは趣が異なっていた。その後、小栗旬が案内役をした民放の番組も観ている。

 ショーの最中は絶対に写真撮影はお断りしますと再三にわたって注意されたので、言葉でしかその素晴らしさを伝えることができない。もちろんできるはずもないので、機会があったらぜひ一度は見てほしい。それだけの価値はあります。

 開演直後の場面、50名を越える出演者が華やかな衣装を身にまとい、バイオリンや太鼓の後に続く。サントリーロイヤルの有名なCMを思い出した。あのランボーをテーマにしたものである。あれをもっと大きく華やかにしたもので、その場面とともに「祝祭」という言葉も浮かんできた。同じサーカスなのにこれまでのサーカスとは全く違っている。たとえば、動物が全く出てこない。人間中心である。たとえば、空中ブランコでもブランコは使わず、人間の身体だけでブランコが行われる。たとえば、身体を自在に曲げる軽業も中国雑技団のものとは違って非常に芸術性が高い。たとえば、マットを使ったり、ベッドを使ったり、天井から下がった長い布を2枚使ったのも(連れ合いはこれがいたくお気に入りである)など、いつも中心には人間があった。 

 満足した一日でした。そうそう、日本人の青年も一人出演していました。 

100309 小椋佳(CD)

3月3日 綱敷天満宮(浜宮)の梅 先輩の送ってくれた写真です

 
 やっと小椋佳のCDができた。この1枚に19曲も入った。
  ①木戸をあけて ②ゆれるまなざし ③白い一日 ④いつの間にか少女は ⑤思い出してください ⑥少しは私に愛を下さい  ⑦春の雨は優しいはずなのに ⑧飛べない蝙蝠 ⑨時 ⑩俺たちの旅 ⑪めまい ⑫愛しき日々 ⑬さらば青春  ⑭六月の雨 ⑮花化粧 ⑯風の鏡 ⑰シクラメンのかほり ⑱しおさいの詩 ⑲木戸をあけて

 「愛燦々」をどうするか迷った。何で入らないんだという人もいるかもしれない。私もそう思う。小椋佳の代表作だと思うが何か引っかかるものがある。私が自分のCDに入れた曲と比べるとどうしてもその中に入れるのを躊躇ってしまった。なんか違うのである。ひょっとすると美空ひばりの影が付きまとうからかもしれない。

 当然入るべき曲が入っていないのとは反対に、1曲だけ小椋佳のものではないものがある。4曲目の「いつの間にか少女は」である。この曲はご存知のように井上陽水の歌である。それなのになぜ?昔々、この曲を小椋佳が歌っていたのを聞いているのだ。陽水の歌を選ぶ時にはこの歌は当然入っている。しかし、小椋佳の「いつの間にか少女は」の方が忘れられないのである。もしかして知っている人がいたら教えてください。

 そこで探し回ったがどうしても見つからない。代わりに、Every Little Thingの持田香織の歌った「いつの間にか少女は」が見つかった。陽水の歌もいいし、小椋佳ももちろんいい。しかし、この持田香織の歌も切なくて心に沁みる。彼女が椅子に座って、小さく丸まってけだるく歌っている姿が想像できて鳥肌ものです。
    

100307 小椋佳(木戸をあけて)

3月1日、「春のような陽気かと思えば今日は雪が降りました」という便りと一緒にこの写真が届きました。久しぶりの「安曇野通信」です。雪が解け、山に登れる日を今か今かと首を長くして待ち望んでいることでしょう。安曇野に行ってからもう4年が経ったはずです。

 
 小椋佳はこれまでに2,000曲を超える歌を作ってきたという。無茶な話だと思うが、あえてその中から自分の1曲を選ぶとするとこの「木戸をあけて」になる。これも自分だけの1曲だからできたことで、また、理由はと言われても好きだからとしか答えようがない。いつの間にかこの曲が私にとっての小椋佳になっていたのである。本当のところ、理由として考えられることはいろいろと浮かんではくるのだが、それを言葉にしてしまうと全てが嘘になってしまいそうで・・・・。

 作られたのは1972年という。とすれば40年近く前の歌である。副題に(副題なんてついた歌があるなんてそれまで私は知らなかった)ー家出する少年がその母に捧げる歌ーとある。私も二十歳を過ぎたばかりで、まだこうした甘い言葉に動かされた年代である。いまでもその傾向は残っている。というより、年を重ねるごとにその思いは深くなっている。それで、自作のCDを作った時、「木戸をあけて」を最初と最後に入れておいた。
 
 あなたの後ろ姿に そっと別れを告げてみれば
 あなたの髪のあたりに ほっと灯りがさしたような
 裏の木戸をあけて ひとり夜に出れば
 灯りの消えた街角を 足も重たくなるけれど
 僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない

100304 メタセの森とドール

 

 青い林檎に行く途中、10号線を築城基地から左に入る。「ここ知ってます。大好きなところです。九州ではあまり見かけない、ちょっと北海道に似ていませんか?」。まさか彼からそんな返事が返ってくるとは思わなかった。私もここを見つけた時、同じようなことを感じた。なだらかな丘にメタセコイアの森が広がっている。こちらを通る時にはできるだけ左に入り込み、車を停めて森の中をぶらぶらしてきた。しかし、ここを通っても関心を持つ人は少なかったし、ましてや佐藤さんのように「ここが好きだ」と言葉にした人は皆無である。それだけにそういう人がいたということに、自分と同じ感性を持つ人が身近にいたということに感激した。

 今日(3日)も28日に引き続きこの道を通る。行橋市にある「ギャラリーぶんかとう」で行われている「2010 創作和人形展」を見に行くためである。青いりんごでこの人形展のPOST CARDをいただいた。佐藤さんが「そのギャラリーのホームページを作ったのは私です」と言った時には、つながりの玄妙さを感じて何か不思議な思いがした。

 こじんまりとしたギャラリーにたくさんの人形たちが展示されている。その人形を見た時に浮かんだことばは「言霊(ことだま)」。言葉に力があるという。同じようにこの人形たちにも力がこもっているように感じられた。おひな様を見た時の「かわいい」とは明らかに違っている。ある人形を見た人が「ブキミ!」と声を上げたが、心に深く入り込んでくるなにかがあったのだろう。その思いをどう表現していいのか、人形の佇まいをどう表現していいのか・・・・。ポストカードの写真を掲載することを了解していただいたので、どうかそれで感じてください。

 展示会  3月7日(日)まで  行橋市西泉7丁目16-21(平成筑豊鉄道美夜古駅踏切り前)
 0930-23-5653  http://www.bunkatou.com/
 

100303 一番いい!

身振り手振り 表情豊か みんなの楽しそうな顔

 2月の文化の森大学(公民館主催の成人学級)の講座は、毎年講師を招聘しての健康体操が恒例になっている。ますます高齢化が進む受講生にふさわしい内容だし、身体を動かすことの少なくなったこの時期にうってつけの講座である。

 今年の講師は健康運動士の高松恭子さん。昨年ほかの公民館で好評だったということを聞き、年間の計画を立てる運営委員会の席で私も積極的にこの方を押した。期待に違わず内容的にも人柄からも皆さんの賞賛を受け、私も鼻が高かった。あるお年より(この方は私が42年前、臨時で勤めていた中学校にいた家庭科の先生で、今でも私をかわいがってくれる。といっても私も64歳になっているので少し面映いのであるが。研修旅行などに出かけると、健三先生、いらっしゃい!と声をかけてくれ、お茶をくれたり、飴玉を握らせてくれたりする。この頃足が少し不自由になってきたが、いつまでも元気でいてもらいたいものである)の方が、「今までで一番いい!」と大きな声で言ったのでみんな笑い出したが、この言葉がこの日の全てを語っていると思う。

 内容を一言でいえば、「手のひら健康体操」。全ての神経は手のひらに通じているので、指を動かし、関節をやわらかくもみほぐすことで、身体全体が滑らかに動くようになるというのである。図で説明してくれ、実際に動かし、受講生同士で組んで指をもんでいく。私はこの頃股関節が痛んで胡坐を組めなくなり、また、昔から身体が硬かったので、今日の話は興味津々だった。

 いつもその場限りの私が、先生の言った風呂の湯の中での太股の筋肉を百回ずつ内側に寄せることを欠かさず続けている。 

100302 青い林檎・2

 オーナー(この言葉は彼女にはふさわしくない。何かいい表現はないかと佐藤さんと協議(?)したが思いつかなかったのでこのままで通す)にいただいた「素敵なプレゼント」とは、このお店で展示している創作人形のコレクションの写真を撮ることを許してくれたことである。この時期になるとオーナーが永年に渡って収集した作品を公開してくれる。著名な作家の一点ものの人形であるという。今日は私のブログの管理をしてくれている佐藤さんを慰労することが目的だったのだが、またあの人形たちに会いたいというのも目的の隠れた主役であった。

 電話でお願いした時には、料理を写真に撮るのはいいですよ。でも、人形はだめですということだった。ブログに載せるためどこに行ってもあつかましく写真を撮らせてくださいとお願いすることにしている。料理の写真はばっちり撮ったが、人形のがあればブログは完璧になるのにと少し残念だった。

 人形たちはお店の2階に展示している。広い部屋もたくさんの人形でいっぱいである。また会えたという喜びがわいてくる中でオーナーが言う。「これらの人形の一点だけを撮ると著作権にひっかかります。だからダメだといったのですが、全体を撮るのであればいいですよ」と。それからの数分間はもう興奮状態です。うれしくてうれしくて・・・・。でも全体を撮るというのは案外難しいものです。

 それにしても素晴らしい(この表現だけしかできないのが情けない)人形たちだ。始めて見た人の中には「ブキミ!」と引く人がいる。たしかにそうかもしれないが、それだけただの人形ではないともいえる。なかにはあのデミー・ムーアが欲しがった人形というものもあった。「一度海外に出てしまうともう二度と帰ってきませんから・・・」とオーナーはさらっと言う。

 お店を出ると空には満月。大きな木にかかる月が今晩の私の心を表している。 

100301 青い林檎・1

 
 9時前に帰り着き、何はさておき風呂にお湯を入れ、ゆったりと入る。上がってパソコンを開けると佐藤さんからメールが入っていた。「贅沢な時間をありがとうございました」と書いてある。私の方こそと書かなければいけないのに、歯痛で昨晩一睡もできなかったので見るだけでそのまま寝てしまった。

 久しぶりに「青い林檎」に出かけました。ここは20年前、行橋の駅前にあった時から時々、ほんの時々訪れたお店である。月ごとにメニューが変わるので月に一度は行きたいのだが、家からは50分ほどかかるのでなかなか行けない。そうこうしているうちに定年になったのでなおさらである。しかし、50分かけてもぜひ出かけたいと想い続けているお店である。人にどこかいいお店ないですかと聞かれると、ここがいいよと推薦するお店だ。

 建物に入るとオーナーの女性が迎えてくれた。帰りの車の中で佐藤さんが「素敵な女性ですね。化粧っ気のないのがまたいいですね」と言っていた。めったに行かない私のことも覚えていてくれたみたいでそれがまたうれしい。食事後、素敵なプレゼントをいただいてますますファンになった。

 お店は住宅街の中にあって、建物は大きいが見かけは他の住宅と変わらない。まず庭だがずいぶん木々や草花が育っていい雰囲気になってきた。今はクリスマスローズが所狭しと咲いている。中はシックな造りで食べるためだけでなく、静かに会話をしながら時間を過すのに最適である。ディナーはいつも「花遊膳」を頼む。一番安い3,800円であるが全部で14品ある。洋風懐石料理なのでお箸で食べるのもうれしい。食べ終わるといつも1時間半は過ぎている。食事の味をどう表現すればいいのか全く分からないので、写真で堪能してください。佐藤さんも喜んでくれました。

 ぜひ一度は出かけてみてください。
  場所は  行橋市泉中央8丁目19-2
  電話は  0930-25-5385