![]() |
3月1日、「春のような陽気かと思えば今日は雪が降りました」という便りと一緒にこの写真が届きました。久しぶりの「安曇野通信」です。雪が解け、山に登れる日を今か今かと首を長くして待ち望んでいることでしょう。安曇野に行ってからもう4年が経ったはずです。 |
小椋佳はこれまでに2,000曲を超える歌を作ってきたという。無茶な話だと思うが、あえてその中から自分の1曲を選ぶとするとこの「木戸をあけて」になる。これも自分だけの1曲だからできたことで、また、理由はと言われても好きだからとしか答えようがない。いつの間にかこの曲が私にとっての小椋佳になっていたのである。本当のところ、理由として考えられることはいろいろと浮かんではくるのだが、それを言葉にしてしまうと全てが嘘になってしまいそうで・・・・。
作られたのは1972年という。とすれば40年近く前の歌である。副題に(副題なんてついた歌があるなんてそれまで私は知らなかった)ー家出する少年がその母に捧げる歌ーとある。私も二十歳を過ぎたばかりで、まだこうした甘い言葉に動かされた年代である。いまでもその傾向は残っている。というより、年を重ねるごとにその思いは深くなっている。それで、自作のCDを作った時、「木戸をあけて」を最初と最後に入れておいた。
あなたの後ろ姿に そっと別れを告げてみれば
あなたの髪のあたりに ほっと灯りがさしたような
裏の木戸をあけて ひとり夜に出れば
灯りの消えた街角を 足も重たくなるけれど
僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない