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分かりやすい地図 | 遠くに周防灘が | 青空に溶け込む河津桜 |
今日のブログのタイトルは最初「豊前松江・河津桜」というのを考えていましたが、これだと地名が優先されて書く内容も、この桜はダレガドウシタとか花びらがピンクできれいだとかいうことが中心になってしまいそうである。ところが、きれいだと書いてしまったらあと書くことなくなってしまう。さてどうしたもんかと悩んでいたら1枚の写真に目が留まった。それを見ているうちにタイトルも次のように変わっていった。「人情・河津桜」と。まるで演歌の題名だが、これがこの日の私の心境にぴったりなのだ。
水曜日、24日は穏やかに晴れ渡り気温もとうとう20℃を超えてしまった。こんな時に部屋の中にくすぶっているなんてもったいないと午後から休みを取って、前日の夕方、テレビで紹介された松江の静豊農園にあるという河津桜を見るために出かけた。その美しさは私の写真で感じ取ってください。とにかく爽やかな風が吹き抜ける山の上で、青い空を背景にピンクの花びらが映え、遠くには周防灘がかすんで見える。この桜は蜜柑農園を経営する秋山昇さん厚子さん夫妻の望郷の想いから生まれたのだという。
農園の住所をナビに打ち込んで万全の準備で出発したのに、椎田道路を通ったのが運の尽き、山の下で「目的地周辺です。案内を終了します」と出てしまった。この時の音声の憎たらしいこと!それからが大変。塀に囲まれた狭い狭い道(それを私は「セド」と習ったが・・・・)で、車をこすらないように慎重にシンチョウに進める。それを過ぎると農道(というより畦道に近いものだった)に出てとうとう行き止まり。その隘路から何とか抜け出して、近くの人に聞くことにした。
小さな電気屋さんで、さっきも同じ場所を聞きにきた人がいましたよと笑いながら言う。それで学習したのか、口で説明せずにそこにあった紙の裏側に書き始める。何のために行くのですかというので、昨日テレビで放映された桜があまりにきれいだったのでと答えると、みなさん、いい趣味をお持ちですね。近くにいる者のほうが知らないくらいです。楽しんでくださいと言っていただいた。
地図に従っていったん10号線に出て中津向きに少し行くと、山道の入り口には大きく「河津桜」と書かれた看板が立っていた。たしか1月の「シュエ・タニ」でもナビに振り回されたことを書いたはずだ。しかし、今回は優しい人の心に触れられたし、きれいな桜を堪能することができたし、「言うこと無し!」。