090902 一番わがままなのは・・・


訂正があります。この写真の花が「ツリガネニンジン」で、前に掲載した花は「ツリガネツツジ」だそうです。お詫びして訂正します。写真をクリックしますと、拡大されます。

 選挙が終わって2日が経つ。こういう選挙(政権交代をうたった)は初めてだし、これほどの結果が出た歴史的な選挙をじかに肌で体験して、興奮未だ冷めやらず、である。しかし、ある面では面白くもなかった選挙であった。たしかに、民主党が300議席を超えようという現実は驚きだったし、そして、小沢ガールズたちが自民党の大物、、お年寄りを追い詰めていくというスリルはあったのだが、そうなるだろうという予想は早くからあったし、その予想通りになったのだから、当然といえば当然の結果。 

 落選した人の中で一番楽しい(というか、あほらしい)コメントを残したのは、福岡3区で見事落選した太田誠一氏。敗戦を問う報道陣に、「我々に対する拒絶反応は選挙中に感じなかった。なぜこうなったのか。分からない私が問題なのだろう」ととまどいを見せたそうだが、その言葉のほうに「とまどい」を覚える。この人は、たしか、集団強姦した若者たちを、そのくらいの元気があったほうがいい、とか発言して、大臣を辞任(結果的には辞めさせられた)した人だ。こういう人がこれまで何度も当選して、農水大臣になっていたという自民党の現実の方が問題ではなったか。

 それにしても、国民も、よくぞここまでみごとに自民党を滅多打ちにしたものだと思う。しかし、考えてみれば、戦後、半世紀もの長期政権(いえば一党独裁ではなかったか)を許したのはだれだったのだろう。だれがみたっておかしい、派閥政治と官僚依存政治とむだのはびこる政治を見過ごしてきたのはだれだったのか。簡単に政権を投げ出す首相(国のリーダーですよ)を抱え(それも2代続けて)、その首相だった人がしゃーしゃーとでしゃばってくるのを許してきたのは、だれだったのだろう。

 議員だって、選挙で選ばれなければなれないのだから、選んだ国民にこそその責任の大部分があるはずだ。たしかに、こんなのが、というような人が議員になっているが、繰り返す、そういう人も選ばれなければなれないのだ。この2日間、テレビでインタビューに応える人のコメントで、また、新聞でこの選挙の結果を憂えてみせる評論家たちのなかにも、ひとりも自分たちを、選んだ自分たちを反省した言葉が聞かれなかった。

 一番、わがままなのは、国民だ! と、自戒をこめて。